私たちが「泌尿器科クリニック」のホームページを制作する際に意識しているポイントをいくつかご紹介いたします。
◇泌尿器科は、ホームページを活用した集患がしやすい科
理由は、
「相談しにくい悩み」 = 「検索ユーザーが多い」
人は、他人に相談しにくい悩みほど、検索して情報収集するものです。そのため、クリニックプラスでは「泌尿器科は、ホームページを活用した集患がしやすい科」であると考えています。
当院はこんな特徴があります!と強調するのではなく、
患者さんの悩みを軸にしてホームページを作り上げていきます。
◇具体的なコンテンツ例
下記のように患者層と悩みを細かく想定して、コンテンツを作っていきます。
●悩み1:子どもの「おねしょ」が治らない(子7歳、母35歳)
(コンテンツ例)
来院の目安「5歳以上 月〇回以上のおねしょ」
治りやすいおねしょ、治りにくいおねしょ がある
問診で聞くこと
●悩み2:性病にかかってしまったかも・・・(男性20歳)
(コンテンツ例)
受診理由は問診票に記入いただきます(スタッフがお聞きすることはありません)
きちんとお薬を服用することで完治する病気です
性病は放置しないことが大切
●悩み3:膀胱炎だと思い、市販の薬を飲んだけど・・・(女性18歳)
(コンテンツ例)
膀胱炎に特徴的な症状
市販の薬と、処方せんの薬の違い
繰り返す膀胱炎に注意!
●悩み4:産後の尿もれが続いています・・・(女性27歳)
(コンテンツ例)
産後の尿もれは、泌尿器科が専門です
尿もれは治療法があります
問診で診断する場合が多いです(泌尿器、生殖器を診察する場合は少ないです)
●悩み5:尿が出にくいです(男性53歳)
(コンテンツ例)
50代から前立腺肥大が増加
QOLスコア質問票
いろいろな治療法があります
◇泌尿器科を受診する患者さんの気持ち
泌尿器に何らかの症状が現れた患者さんは、多くの場合、不安と同じくらい「恥ずかしくて行きにくい」という気持ちがあります。また「この症状は、泌尿器科?それとも内科?」のように、他の診療科と迷うことも多いのが泌尿器科です。
男女問わず、対象年齢も幅広い診療科なので、複数のユーザーを想定しホームページのコンテンツを考えていくことが大切です。
この症状、悩みは泌尿器科?(診療科の迷い)
なんだか恥ずかしい・・・
こどもの症状が気になる(親御さんの不安)
やっぱり見られたり、検査されるよね・・・?
など、悩みや不安が幅広いのが特徴です。
◇疾患名コンテンツから、お悩みコンテンツへ!
医療機関のホームページは「膀胱炎とは?」など、疾患名区切りで症状、検査、治療について説明しているページがまだまだ多いです。もちろんそれも大切なのですが、ぜひ1つでも「お悩みコンテンツ」を入れていただきたいと思います。
患者さん目線で膀胱炎について考えると、
女性の5人に1人がかかる身近な疾患
膀胱炎は夏に多い
膀胱炎になりやすい、なりにくい人の特徴
自分でできる膀胱炎の予防策
膀胱炎に隠れて、別の病気があることも
・・・など、コンテンツはつきません!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリニックプラスでは、地域性や診療科、先生のお考えなどをふまえ、差別化できるホームページ制作に取り組んでいます。