私たちが「透析クリニック」のホームページを制作する際に意識しているポイントをいくつかご紹介いたします。
◇透析患者さんの気持ち 透析患者さんは「一生透析をしなければならない」「透析による生活の変化」「自分の予後に対する慢性的な不安」・・・などの不安を抱えていると考えています。
そして、長期的な通院・治療が必要になるため、
命を預けられる安心感、信頼性
気持ちよく通院したい、リラックスしたいという気持ち(快適性)
通院しやすさ(利便性)
といった患者さんの気もちに応えるホームページ制作を目指します。
◇動画がおすすめ
透析治療のような慢性疾患で定期的な通院が必要になる患者さんは「少しでもリラックスできる場所」「自分らしく過ごせる場所」に行きたい(通院したい)と思っています。
「雰囲気の良さ」「きれいな院内・設備」「先生・スタッフさんのやさしさ」「安心感」を表現するなら、動画(ショートムービー)がおすすめです。雰囲気や優しさは、言葉では表現しにくいため、これまでは写真を使用して伝えることが多かったと思いますが、写真よりも動画の方が伝えられる情報量が圧倒的に多く「リアル」な感覚を与えることができます。写真はどうしても「作られた感」が出てしまうこともあります。(もちろん、カメラマンの腕にもよりますが・・・)
また、透析クリニックは患者さんの利便性を考えて、駅前のビルや交通の便が良い場所に開業されることが多いかと思います。そのため、外観からは院内の様子が分かりにくい場合も多いです。飲食店でも中の様子が分からないと「ちょっと入りにくいな・・・」「どんな客層なんだろう?」と思いますよね?来院前に院内の様子が分かることは、患者さんにとって安心感につながります。
◇治療に加え、患者さんの気持ち・生活に密着したコンテンツも 透析治療のこだわり、合併症対策、透析の種類・・・など治療の基本情報は網羅した上で、患者さんの気持ちや生活に密着したコンテンツの掲載をおすすめします。
患者さんは普段、どんな生活をしているのでしょうか?どんな悩みを抱え、通院しているのでしょうか?透析が終わった後、家で何を考えているのでしょうか?透析患者さんのご家族は不安はないのでしょうか?・・・患者さんやご家族がどんなことを考えているのか徹底的に想定していくと患者さんの本当の悩み・不安に寄り添ったホームページが完成します。
透析に限らず、慢性疾患の患者さんやご家族は、病気について情報収集する方が多いです。患者さんからよく質問されることなどから、患者さんの悩みを紐解き、それに応えるコンテンツを準備することが大切です。
【コンテンツ例】
食事管理 5つのポイント
透析を勧められました。透析を受けないとどうなりますか?
旅行したいと思っています。どうしたらいいでしょうか。
医療費の公的助成制度について
30代で透析になり不安です
働きながら通院できるでしょうか。(スケジュール例の掲載)
透析中にできること(読書、DVD、テレビ など透析中の過ごし方)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
クリニックプラスでは、地域性や診療科、先生のお考えなどをふまえ、差別化できるホームページ制作に取り組んでいます。